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【寄付金の結果】山中伸弥がマラソン募金!うつ病の原因は家族!?

      2017/03/07

こんにちは。NALです!

今回は医学者の山中伸弥さんを取り上げます。

山中伸弥

山中伸弥さんといえば、万能細胞と呼ばれるiPS細胞を生成する技術を開発したことで2012年にノーベル医学・生理学賞を受賞したことで世界的な注目を集めたことで有名ですね!

現在では京都大学にあるiPS細胞研究所所長として日夜、iPS細胞の実用化に向けて獅子奮迅の研究をされています。

iPS細胞の第一人者として世界的な注目を集める彼ですが、2015年10月25日放送の『情熱大陸』に出演されます。

これだけの功績を残しながらもドキュメンタリー番組への出演は初めてだと語る彼に世間の注目が集まっています。

今回はiPS細胞の生みの親、山中伸弥さんについて調べてみました!

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山中伸弥がマラソンで寄付のお願い!募金額の結果は?

あらゆる細胞に”化ける”ことができるiPS細胞は再生医療の切り札として1日でも早い実用化が期待されています。

しかし、現実には様々な問題に阻まれ、実用化は難しいというのが現状です。

そのひとつに研究費の問題があります。

彼が初めてiPS細胞の技術を確立させたのはネズミの細胞でした。

2006年にマウスiPS細胞を開発したことで一躍脚光を浴びた彼らの研究チームには研究予算としておよそ6億円が日本学術振興会により拠出されています。(※2007年度〜2011年度)

6億円という巨額な予算を拠出されていても不十分なほどiPS細胞の研究は混迷を極めているのです。

そこで彼が”ある方法”で行った研究資金の調達が話題を呼びました。

それがチャリティーマラソンです。

彼がこの方法を取り入れたのは2012年3月のこと。

彼は3月11日に行われる京都マラソン完走を条件にサポーターに寄付を呼びかけました。

不特定多数の人間がインターネットを経由して他の人間や組織に資金の提供や協力を呼びかける手法を”クラウドファンディング”と呼びます。

話題のiPS細胞の第一人者の呼びかけということもあり、その反響は凄まじいものがありました。

なんとマラソン開始前にも関わらず、募金額が900万円にも達したのです。

それほど世間がiPS細胞に注目していたということでしょう。

その後も募金を呼びかけたところ最終的には1000万円以上の寄付金を集めることに成功したのです。

クラウドファンディングの協力者は延べ850人以上にも上り、1000万円を集めるのに費やした期間はわずか1ヶ月でした。

また、彼は2015年にも京都マラソンに参加し、2度目のクラウドファンディングを行っています。

今回の募金活動は2015年11月30日まで行われる予定で現在(2015年10月25日)の募金額は437,200円となっています。

山中伸弥2

挫折、うつ病との闘い

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iPS細胞研究の第一人者として日々研究に心血を注ぐだけでなく、自ら率先して資金提供を呼びかけるなど彼の研究に注ぐ情熱は並々ならぬものがあります。

まさに研究の鬼とも言える彼ですが、実はこれまでにうつ病を経験したという過去があるのです。

彼のキャリアは大学卒業後に国立大阪病院整形外科に臨床研修医として勤務することからスタートしています。

神戸大学医学部に在籍していた彼ですが、在学中は柔道やラグビーに明け暮れており、それが原因で10回以上骨○することが日常茶飯事だったと言います。

その際、自分の怪我を治療する医師に憧れて整形外科を志すようになりました。

大学卒業後、かねてからの希望通り、大阪病院整形外科に勤務することになった彼ですが、実は整形外科医としては致命的な問題が発覚します。

彼は根っからの不器用であり、手術のレベルが他の人間と比べて著しく低かったのです。

彼は当時の自分について次のように語っています。

「手術が下手で、
他の人なら20~30分でやれる手術に2時間もかかった。

研修も修行という感じで、
地獄だった」

彼を指導した担当医からは”じゃまなか”と呼ばれ、時には罵倒されることもあったと言います。

厳しい現実を突きつけられたことで人生初めての挫折を味わったのです。

また、同時期に重症のリウマチ患者の女性を担当したことも大きな転機となりました。

重度のリウマチにより、全身の関節が変形していく様を目の当たりにした彼の興味は”整形外科”から治療薬への”研究”へと向いていったのです。

研究者の道を歩む決意をした彼は病院を退職し、1989年に大阪市立大学大学院に入学。

薬理学教室で基礎研究に魅せられ、実験に没頭する毎日を送ります。

当時、彼を指導した岩尾洋教授は「彼の論文は完成度が高く、ほとんど直さなくてよかった」と語るほど非常に優秀だったと言います。

自身の進むべき道に確信を持った彼は大学院終了後にカリフォルニア大学サンフランシスコ校グラッドストーン研究所に博士研究員として3年間ほど留学し、マウスのES細胞研究に打ち込みます。

彼にとってアメリカ留学は正解でした。

アメリカは研究者への待遇が厚く、日本と比べ研究予算も十分だったからです。

恵まれた環境で研究に没頭した彼は3年間という留学期間を経て1997年に帰国しました。

しかし、日本に帰って来たことが原因で彼はうつ病になってしまうことになりました。

それはアメリカと日本における研究環境の違いでした。

そのことについて彼は次のように語っています。

ネズミの世話だけをとっても、
アメリカではきちっと世話をしてくれる人がいたんですね。

それが日本に帰ってきたら、
毎日ネズミのうんちまみれになりながら自分で世話をして、
自分は研究者なのかネズミの掃除係なのかわからないというような状況になって。

帰国後、彼は大阪市立大学薬理学教室助手に就任し、再び岩尾教授の下で研究することになりました。

しかし、ネズミの管理に追われる日々が続いたこと、そして周囲の人間から理解が得られずに批判されたことが原因で彼はうつ病を発症してしまいます。

当時は毎朝起きられず、大学に行きたくないと思うまで追い詰められたと言います。

うつ病を克服した2つの理由とは?

日本に帰国し、研究環境が大幅に変わってしまったことでうつ病になってしまった彼ですが、ある2つの理由からうつを克服したと言います。

1つめは、アメリカで人間のES細胞の開発に成功した事例が報告されたこと。

2つめは、奈良県にある先端科学技術大学院大学への採用が決まったこと。

前者についてですが、彼がそれまでに研究対象としていたのはマウスのES細胞でした。

ところが、1998年のアメリカでジェイミー・トムソン氏が初めて人間のES細胞の開発に成功したのです。

Thomson_James

今回の成功事例を受けて彼は自身の研究する分野が再生医療の切り札となることを確信したと言います。

また、後者の先端科学学術大学院大学にはアメリカにも劣らない素晴らしい研究施設がありました。

恵まれた研究環境が整備されているため、教員や学生にも優秀な人間が数多くいたとのこと。

さらに幸運なことに彼は自分の研究生を持つことができました。

以前の彼であれば、”助教授”として教授を補佐する立場でしたが、今回からは事実上のトップとして自由に研究できたこともうつを克服できた要因でした。

うつ病の原因は家族にあった!?

前述した通り、彼がうつ病になったのは日本とアメリカの研究環境の落差が原因でした。

しかし、そもそもなぜ彼は恵まれたアメリカから帰国することになったのでしょうか?

実は彼が日本に帰国するきっかけを作ったのはほかならぬ家族だったのです。

当初の予定では日本に帰るつもりはなく、アメリカで研究を継続する予定でした。

しかし、2人の娘が小学校に通う年齢になった時、奥さんは子供を連れて日本に帰ってしまったのです。

理由は子供たちに日本の教育を受けさせたいという奥さんの希望でした。

結果的に1人だけアメリカに取り残されてしまった彼は半年ほどアメリカで研究を続けますが、寂しさのあまり日本に帰国することを決意したのです。

しかし、日本に帰ってきて来てしまったがゆえにうつ病を発症する羽目になったというわけです。

つまり、穿った見方になりますが、彼のうつ病の遠因は家族にもあったと見ることもできるというわけです。

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