【印税1億!半分は吉本へ!?】ミリオン突破!芥川賞『火花』(又吉直樹著)の黒い評価。印税や賞金の使い道とは

こんにちは。NALです！

今回はお笑いコンビ『ピース』の又吉直樹さんを取り上げます。

又吉直樹さんとえいば、先日16日に『火花』が芥川賞を受賞したことが話題になりましたね！
今までも芸能人が芥川賞を受賞したことはありましたが、お笑い芸人での受賞は又吉さんが史上初となる快挙を打ち立てました。

作家としても活躍する又吉さんは同じ作家仲間ということで西加奈子さんや湊かなえさんとも交流があるようですね。
西加奈子さんについてはこちらを。
⇒ただの友達じゃなかった！西加奈子と又吉直樹の意外な接点とは？
湊かなえさんについてはこちらをご覧下さい。
⇒湊かなえの意外な過去が明らかに！なんでそんなことに・・・

芥川賞は新人作家の登竜門と言われ、作家を志す人間ならば誰もが憧れる名誉あるものです。
又吉さんは読書家としても有名でその読書量は現在までで2000冊にも及ぶとのこと。
今回の受賞はまさに”趣味と実益を兼ねた“と言えますね。

発売当初から話題になった『火花』ですが、今回の受賞により、世間には空前の火花ブームが巻き起こっています。
渋谷を初めとする都内6ヶ所で『火花』の動画広告が流されていることがその好例といえます。

さて、そうなると気になるのは『火花』の印税額ではないでしょうか？
これだけ話題性抜群ならば、その印税額も桁外れになることは間違いないでしょうね！

また『火花』に対する世間の評価も気になるところです。

今回は文筆家・又吉直樹さんの『火花』について調べてみました！

ミリオン突破した『火花』の印税はいくら？又吉直樹が手にする驚きの額とは

ここでは世間が最も気になるであろう『火花』の印税額を計算してみましょう。

まず、現在までに『火花』の累計発行部数は104万部に達しています。
7月16日時点での累計発行部数は64万部でしたが、芥川賞受賞を受けて翌17日には40万部の増刷が決定しました。

一般的に言って作家の元に入る印税はおおよそ10%と決まっています。
つまり、『本の単価 × 累計発行部数 × 10%』が又吉さんの印税額となるわけです。
『火花』の定価は1296円ですので、これを踏まえた上で計算式に当てはめると次のようになります。

1296円 × 104万部 × 10 %　＝ 134784000円

このように約1億4000万円が又吉さんの印税額となります。

しかし、ここで注意しておかなければならないことがあります。
それはこの額全てが彼の手元に入るわけではないということです。

実はこの金額のうち、約半分が彼の所属する事務所『吉本興業』に持っていかれてしまうのです。
吉本興業のマネージメント料が高いことは以前から有名でそのことは度々吉本芸人の間ではネタにされていました。
又吉さんのその例に漏れなかったというわけですね 苦笑

それでも又吉さんの手元には約7000万が残る計算です。
ちなみにこの印税の使い道については老後のために貯金するらしいですw
賞金100万円については一緒に住んでいる後輩と、まだ行ったことがない国の料理を食べてみたいと語っていました。

又吉直樹の『火花』はやらせ？芥川賞の評価は出来レースなのか

世間の注目を集めた又吉さんの芥川賞受賞ですが、良くも悪くも話題性は抜群でした。

彼の受賞を好意的に評価する声がある反面、懐疑的な声も多く聞かれます。
その代表的な意見が『やらせ疑惑』です。

その理由は2つあります。

まず、1つ目ですが、7月19日放送の『情熱大陸』に又吉さんが出演することが前から決まっていたことです。
番組内では又吉さんが芥川賞を受賞するまでの瞬間を放送します。
彼が芥川賞を受賞したのは7月16日のことですから、ほとんど間を置かないで放送する番組内容に疑問の声が上がっているようです。

続いて2つ目ですが、本を売るために出版業界が仕組んだものだったのではないかというものです。
これは出版業界が直面している問題に由来します。

出版業界は電子書籍の台頭などにより、ここ最近は不況に陥っています。
そのため、本を出版したとしても中々売れないというのが現状です。

つまり、今回の又吉さんの受賞は出版業界が巻き返しを図るための”起爆剤”として利用されたのではないかということです。

現に過去10年間の芥川賞の歴史を振り返ると話題性のある人間の受賞が目立ちます。
例えば、2004年1月に当時19歳という最年少で賞を受賞した綿矢りささんを初め、2000年にはミュージシャンの町田康さん、2007年には同じくミュージシャンの川上未映子さんが同賞を受賞しています。

確かに芥川賞では意外な人選が行われることはあります。
しかし、近年の芥川賞はあまりにも意外な人物が立て続けに受賞していることから、その信ぴょう性を疑う声も多く聞かれます。

まとめ

今回はお笑い芸人史上初の快挙となる芥川賞を受賞した又吉直樹さんについて調べてみました。

芥川賞受賞に関しては賛否両論が飛び交っていますが、その真偽の程を確かめることは我々一般人には到底できないことでしょうね。
しかし、賛否両論あれど又吉さんが今や時の人であることには変わりありません。

彼の本に対する気持ちは本物でしょう！
そうでなければ、これほど多くの人の心を動かせる作品が作れるはずありません。

これからも文筆家として、芸人としてますます活躍されることを期待しています！