【今後は?】キングオブコメディの言葉/ネタを作るのはどっち?高橋逮捕で今野に「かわいそう」の声

こんにちは。NALです！

今回はお笑いコンビ『キングオブコメディ』を取り上げます。

コングオブコメディといえば、”コントの王者”を決定する番組『キングオブコント2010』において見事優勝に輝いたコンビとして有名ですね！

この優勝を足がかりに彼らのメディア露出を急激に増え、知名度・人気ともに全国区となりました。
その後もコンスタントに番組出演を果たすなど彼らの人気は安定したものとなっていきます。

しかし、2015年が終わりに近づく中、彼らコンビの存続を危ぶむ事態が発生しました。

それは2015年12月26日、ツッコミ役である高橋健一さんが逮捕されてしまったからです。

彼の逮捕は芸能界のみならず、世間に大きな衝撃を与えることになりました。

彼の逮捕を受けて各報道機関は挙ってこれを報じました。
しかし、相方の今野浩喜さんはその事実を当初知らずにいました。

このことをマネージャーを通して知った彼は事態が飲み込めず、「何のことですか？」と聞き直したと言います。

それほど今野さんにとって彼の逮捕という報せは受け入れ難いものだったということでしょう。
しかし、彼が逮捕されてしまったのは紛れもない事実です。

この事実を前に、今野さんには今後の芸能活動を心配する声が多く挙がっています。
というのも、マネージャー含め、周囲の人間は高橋さんの芸能界復帰を絶望視しているからです。

果たしてキングオブコメディは解散していまうのでしょうか？
もし、解散した場合、今野さんは今後どのように活動していくのでしょうか？

今回は騒動の渦中にいるお笑いコンビ『キングオブコメディ』について調べてみました！

独特な言葉センス！ネタを作るのはどっち？

キングオブコメディの特徴といえば、今野さん演じる強烈なキャラクターと高橋さんの丁寧すぎるツッコミではないでしょうか？

一般的なツッコミといえば、声を荒げたり、怒鳴り散らしたりするパターンがほとんどです。
しかし、高橋さんの場合、決して横暴な振る舞いはしません。

声を荒げたり、怒鳴り散らす役目はボケの今野さんが担います。

今野さんが”動”ならば、高橋さんは”静”。
彼らはこのスタイルを基本としているため、高橋さんのツッコミは静かで丁寧すぎるものとなっているのです。

2人のテンションの高低差が笑いを誘うキングオブコメディですが、それ以上に見過ごせないポイントとして独特な言葉のセンスがあります。

以下はその一例です。

今野「がんばってください！」
高橋「一緒にがんばりましょう」

今野「おい店長！」
高橋「見逃せません」

今野「いちについて！」
高橋「戻って」

今野「所持金を確認する！」
高橋「省きましょう」

今野「何様ですか」
高橋「お客様です」

今野「男一人女二人！」
高橋「性別は問いません」

今野「生死は問いません」
高橋「問います」

今野「警視庁！」
高橋「行かないでください。仕事中に出頭しないでください」

今野「女の方が柔らかい」
高橋「少し黙りましょう」

往年のファンなら、このやり取りが一体どのネタで行われているか瞬時に理解できるのではないでしょうか？

これを見る限り、高橋さんのツッコミはもはやツッコミではなく「たしなめている」と表現した方がピンときますw

今野さん演じる変人キャラに対して”普通”な対応を取っているにも関わらず、観客の笑いを誘うのは彼らの言葉選びによるものなのかもしれません。

シュールなボケにシュールな言葉でツッコミを入れるキングオブコメディですが、これらのネタは一体どちらが書いているのでしょうか？

ネットの情報によれば、「ネタは高橋さんが書いている」という意見が大多数のようです。
しかし、調べを進めていくとこの情報は正確ではないようです。

実際のところ、ネタを作るのは2人の共同作業のようです。
ただ、最終的な決定権を握っているのは高橋さんとのこと。

つまり、ネタ作りは共同作業だが、主導権を握っているのは高橋さんということになります。

なんでも、ネタを作るきっかけは何気ない会話からだと言います。
ふとしたことから高橋さんが今野さんに話題を振り、そこから2人で煮詰めていくというのが基本スタイルのようです。

ネタ作りに関して2010年9月17日に配信された『日刊サイゾー』の中で2人は次のように語っています。

ネタの打ち合わせをする際、どうやら2人は行きつけのデパートを利用してるみたいですね 苦笑

ネタ作りの段階で既に今野さんも参加していることから、2人でネタを書いているのは事実でしょう。

2人がいてこそ、あのシュールなネタが誕生したというわけですね！

今後はコンビ解散！？今野に「かわいそう」の声

高橋さんの逮捕を受けて今野さんの今後を危ぶむ声が多く挙がっています。

その理由は前項でもご説明したように「高橋さんがネタを書いている」というのが主な理由です。
つまり、ネタを書いている高橋さんが逮捕されてしまった以上、今野さんは芸人として活動できないというわけです。

しかしながら、前述した通り、ネタ作りは2人で行っています。

確かにネタ作りの主導権を握っているのは高橋さんですが、今野さんもネタ作りに参加しています。
そのため、高橋さんがいなくなったとしても今野さんひとりでも継続してネタを書き続けることは可能なのです。

もちろん、高橋さんがネタ作りに参加できない以上、今までと全く同じネタにはならないでしょう。

ただ、それでも今野さんが芸人を続けられないということにはなりません。

しかし、世間では高橋さんの逮捕を受けてコンビ解散の可能性が有力視されています。
そのため、「今野さんは俳優に転向するのではないか？」と囁かれているのです。

今野さんといえば、芸人の顔だけではなく俳優という顔も持ち合わせています。
近年の例を挙げれば、2015年10月～12月まで放送されていたドラマ『下町ロケット』が記憶に新しいことと思います。

彼の俳優歴を辿ると2009年にまで遡ります。
この年の6月19日に放送されたドラマ『親父の一番長い日』に出演しています。

それ以降、コンスタントにドラマ出演を続けており、芸人と役者という二足のわらじを履くことになりました。

彼の経歴を鑑みれば、確かに俳優業への転向という可能性も捨てきれません。
しかし、いくら高橋さんの復帰が絶望的とはいえ、今回の一件ですんなりと俳優業へと転向するものでしょうか？

私がそのように考える理由にはあるエピソードがあります。
それは2007年に高橋さんが巻き込まれた冤罪事件でのことです。

この年、彼はとある事件に巻き込まれますが、後に冤罪だということが判明しました。

汚名が晴らされた高橋さんでしたが、その事件をきっかけに約5ヶ月間、芸能活動を自粛しているのです。

彼が謹慎している期間、今野さんは「キングオブコメディ今野」と名乗り、ピン芸人として活動を続けていました。

そして彼が芸能活動の自粛を終えた2008年1月1日、2人はコンビとして新たなスタートを切ったのです。

この時と今回のケースでは”冤罪”と”事実”という違いはあります。

しかし、この時、彼が芸人を辞めずに『キングオブコメディ』として活動し続けた裏にはコンビ、そして高橋さんへの強い想いがあったからではないかと私には思えるのです。

もし、高橋さんの復帰が不可能でも今野さんは『キングオブコメディ』を名乗り続けるのではないでしょうか？