【志賀高原 ホテルサニー志賀で盗難】ホテル名公表しない理由!社長/経営者は誰?管理体制や謝罪は?

こんにちは。NALです！

今回は2016年1月8日に発覚した『志賀高原ホテル盗難事件』について取り上げます。

この事件は志賀高原にある某ホテルにスキー合宿に来ていた神奈川県の高校生約170人の貴重品が盗難に遭ったというものです。

盗難に遭った貴重品は財布を初め、定期入れやスマートフォンなど。
その被害総額はおよそ80万円に達する見込みです。

ホテルの関係者によれば、盗難の事実に気がついたのは1月8日の昼前。

同校は1月6日より3泊4日の日程でスキー合宿に訪れていました。

ホテルに到着した生徒たちは6日昼頃に貴重品を学校側に預けていました。
貴重品を預かったホテル側が翌7日の午後に保管庫を調べた際には無事だったことが確認されています。

つまり、犯行は7日午後～8日昼前に行われたということになります。

警察の調べによると、盗難が遭った期間に高校生以外の宿泊客はおらず、日中・夜間問わず誰でも出入りできる状態だったと言います。

今回の一件はホテル側に貴重品を預けていたにも関わらず発生しました。
極めて限定的なシチュエーションであるため、世間では内部犯行説、つまり、ホテル関係者による犯行を疑う声が多く挙がっています。

確かにホテルの保管庫という極めて閉鎖的な空間で盗難が発生すれば、まず疑われるのは従業員でしょう。

もし仮に、盗難が内部犯によるものではなかったとしてもホテル側の管理体制が問題視されることは目に見ています。

どちらに転んでもホテル側の信用失墜は免れないでしょう。

しかし、それ以上に疑問なのはこの一件を巡る各紙の報道のあり方です。
不思議なことに民放各社ではこのホテルの名前を公表していないのです。

犯人が逮捕されていない以上、迂闊な発言はできないということでしょうか？

ところが、このホテルに限っていえば、実名を公表されてしかるべき理由があったのです。
果たしてその理由とは・・・

今回は盗難事件が発生した志賀高原の某ホテルについて調べてみました！

盗難が発生した志賀高原のホテルは『ホテルサニー志賀』

冒頭でもお伝えした通り、盗難が発生したホテル名についてはことさら伏せられています。

しかし、その中で唯一ホテル名を公表しているメディアがありました。
それは『NHK』です。

2016年1月9日に配信された『NHK NEWS web』では次のように報じています。

NHKの報道により、問題のホテルの名前が『ホテルサニー志賀』だと判明しました。

今回の事件の事実関係が明らかになっていないことから、各紙がホテル名公表を自粛している可能性も考えられます。
しかし、このホテルの過去を探ると実名を公表されてしかるべき理由があったのです。

実はこのホテルは2015年8月にも今回と全くと同様の被害に遭っていたのです。

このことについて2015年8月10日に配信された『産経ニュース』では次のように報じています。

この記事でもホテルの実名は公表されていませんが、この盗難事件が起きたホテルこそ件の『ホテルサニー志賀』だったのです。

同紙によれば、事件が発覚したのは2015年8月9日のこと。
貴重品を預かっていたアカデミー側が盗難の事実に気づき、ホテルを通じて警察に被害届を出しました。

この時に被害に遭ったのは財布やスマートフォンなど。
盗難に遭った生徒は実に340人とのこと。

つまり、同ホテルは2015年8月、2016年1月と立て続けに盗難事件が起きていたということになります。

今回の事件発生を受けてホテル関係者が疑われているのは、閉鎖的なシチュエーション以上に今回で二度目だということが大きく関係しています。

そして、前述した通り、｢同ホテルが実名を公表されてしかるべき理由｣とは正にこのことなのです。
一度ならず二度までも犯行を許した同ホテルの管理体制の甘さは糾弾されて当然ではないでしょうか？

しかしながら、ホテル名を公表しているのはNHKのみに留まっています。

民放ではホテル名を公表できない特別な理由があるのでしょうか？

これについてはネットユーザーの間でも疑問の声が挙がっています。

NHKだと「ホテルサニー志賀」って言っちゃうのに、新聞社はどこも報じていないのなんでだろう / “志賀高原のホテル 生徒１７０人の財布盗難か　NHKニュース”

— シバッキー♡ダイナマイトな関西 (@umiusi45)

何故毎日新聞と朝日新聞はホテル名公表しないんですか？ 他のメディアではホテルサニー志賀って出てますよ お察しですか？

— そら豆 (@Dde5Hv61Fh5k2vO)

ＮＨＫウェブニュースではちゃんと「ホテルサニー志賀」と書かれている。毎日新聞がホテル名を意図的に書いてないのでグーグルで検索したら、驚くことにＮＨＫニュース以外ではヒットしない。つまり他のメディアが報じていても「ホテルサニー志賀」とは書いてないということだ。経営者は誰だ？

— 小言の唄 (@N_poruto)

スキー合宿を行っていた高校生１７０人分の財布など８０万円相当が盗難される事件が起きた。驚くのはこの盗難にあったホテルは昨年８月にも早稲田アカデミーの合宿で盗難事件があったことだ。毎日新聞は志賀高原のホテルとしか書いてないのは何故？ホテルサニー志賀のお粗末な管理体制を報じるべき。

— 小言の唄 (@N_poruto)

ホテルサニー志賀の経営者／社長は誰？謝罪は？

今回の事件を受けて唯一NHKだけはホテル名の公表に踏み切っていますが、なぜ他のメディアでは伏せられているのでしょうか？

民放が一斉に実名を伏せているところを見ると、その裏には箝口令が敷かれているのではないかと邪推してしまいます。
もし、これが事実だとすれば、ホテル名を公表することが民放各社に多大な不利益を生じさせると解釈できます。

この推測を前提にすれば、同ホテルの経営者はマスコミ業界に極めて大きな影響力を持つ人物に違いありません。

早速、その人物について調査してみたものの、社長については一切情報が公開されていませんでした。

顔や年齢、経歴はおろか、名前さえも公になっていないのです。
いち企業としてホテルを運営しているのであれば、代表者の詳細は開示しておくべきではないでしょうか？

社長について唯一言及されているのは公式HPにあるブログです。
このブログはスタッフが書いていると思われますが、その中で社長に関する記述をいくつかご紹介します。

・社長は体調を崩し、入退院を繰り返していた

・過去には手術を受けていた

・ホテルにもよく顔を出す

これらの情報だけでは全く社長の人物像が見えてきません。
しかも、この情報が書き込まれたのは2012年4月のこと。

それ以降、社長に関する記述は途絶えています。

結局、社長について分かったことは｢何も分からない｣ということだけでした。

また、被害に現れた方々への謝罪についてですが、こちらに関してもホテル側からの動きは何もありません。
2016年1月9日11:14現在、公式HPには謝罪文の”謝”の字すらありません。

確かに事件の事実関係が究明されていない以上、犯人が外部なのか内部なのかは分かりません。

しかし、このホテルは前回も同じような事件に見舞われています。
それも遠い過去にことではなく、ほんの5月ほど前のことです。

ホテル側の管理体制の甘さが少なからず事件に影響しているのは間違いありません。

ホテル側にも良心と呼べるものがあるのなら、一刻も早く謝罪文の掲載と被害に遭われた方々への誠意ある対応をお願いしたいものです。