【透明⇒青色】『SOLiVE24』でガチャピン消える放送事故!背景と同化(合成)するクロマキーとは?※画像あり

こんにちは。NALです！

今回は『ガチャピン消失・同化事件』を取り上げます。

事件名からして既に珍妙にして滑稽な感じが否めませんね 苦笑

この滑稽な事件が発生したのは2016年2月5日のこと。
同日に生放送で配信されたネットのお天気番組『SOLiVE24』でした。

通常の放送であるならば、この番組にガチャピンはレギュラー出演していません。

同番組にガチャピンが出演したのは2016年2月21日に幕張テクノガーデンで開催されるイベントについて告知するためでした。

当初の予定ではイベント告知後にお天気お姉さんとともに天気予報を手伝うという算段だったはずです。

しかし、いざ天気予報のコーナーに移った途端、そこに存在していたはずのガチャピンが”同化”して”消失”してしまったのです。

国民的マスコットでもあるガチャピンの身に一体何が起こったというのでしょうか？

今回は番組の生放送中に突如として姿を消した『ガチャピン同化・消失事件』について調べてみました！

背景と同化し消えるガチャピン！光学迷彩やステルスとの声

イベント告知のために番組に出演したガチャピン。

自身に与えられた告知コーナーの終盤ではお天気お姉さんと握手を交わしながら、ツーショットを披露。

しかし、この時の2人がその数秒後に迫り来る悲劇を知るはずもありませんでした。

ガチャピンと仲良くなったことで気分を良くしたお天気お姉さんは天気予報のコーナーに移るべく、「あっちに移動しようか？」とガチャピンをスタジオへと促します。

すると、画面が天気予報を伝えるスタジオへと切り替わります。

スタジオに移動するガチャピンに対して「転ばないでね」と優しく気遣うお天気お姉さん。
しかし、ガチャピンがスタジオ内に入ると、その姿が”透けて”しまったのです。

その衝撃的な瞬間がこちらです。

ものの見事に背景と同化していますねw

このプレデターばりの同化ぶりにネットユーザーの間には爆笑が巻き起こる事態となりました。

ガチャピンに思わず笑ってしまった…笑

— のがみゆ＊全力共闘23時！ (@ta5tubu)

やべぇめっちゃ笑ったwwwwガチャピンwwww

— 猫華由香里 (@natsuki6197)

やばいガチャピンのせいで腹痛いｗ

— 鵺 (@kurakumo_nue)

上記の他には「光学迷彩だろwww」「まさにステルスwww」といった声も聞かれます。

また、ガチャピンが消える現場に居合わせたお天気お姉さんも「めっちゃ怖い」と言いつつ、爆笑。

しかし、その直後には「クロマキーと同じ色だもんね」「（姿が）抜けちゃうよね」とフォロー。

さらに、スタッフに対して「ガチャピンを映してあげて下さい」とまで付け加えています。

お天気お姉さんからの提案を受けて、スタッフが背景を元に戻したところ、ガチャピンが再び姿を現しました。

こうして無事にガチャピンが姿を現したことで番組は滞りなく進行するかに思えました。

しかし、事件はこれで終わっていなかったのです。

モニターに天気図を出すために背景を切り替えた瞬間、ガチャピンの身体にある変化が起きてしまったのです。

その瞬間がこちらです。

なんと、今度は青色に変色してしまったのです。

ガチャピンが青色に変色しまった理由は天気図にある”太平洋”の色に感化されてしまったためです。

先ほどは背景と同化して透明になってしまいましたが、今度は太平洋に同化してしまったガチャピン。

今回ばかりはさすがのお天気お姉さんも打つ手なしと察したのか、「このまま進めます」と番組を進行させました。

ただ、透明になっても青色になってもガチャピンが圧倒的な存在感を示したことは間違いありません。

クロマキーとは？

今回のガチャピン消失事件の原因は、お天気お姉さんも言及していた通り、”クロマキー”にあります。

このクロマキーとは、画面合成技術のこと。
具体的には被写体と背景の色合いの差を利用し、特定の部分だけを抜き出す方法を指します。

この技術は主にテレビや映画などの映像分野において広く使用されています。

一般的にクロマキーという場合、背景色として青一色の”ブルーバック”が使用されます。

ただし、クロマキーにはブルーが”定番”というだけであって”絶対”ではありません。

しかし、それならばなぜ、クロマキーには青色が最も使われているのでしょうか？

それは我々人間の肌の色に大きく関係しています。

前述した通り、クロマキーを用いた合成は被写体と背景の色合いの差を利用して行います。

そして、往々にしてその被写体は人間です。

クロマキー合成は色を利用して被写体を切り抜くため、色彩が大きく影響します。

色彩の観点から見ると、人間の肌は薄いオレンジ色や薄い赤に属しています。
そして、この色を切り抜くために最も相性のいい色がブルーだったというわけです。

このようにお互いが相性のいい色の関係を”補色”と呼びます。

つまり、クロマキー合成を行う場合は被写体の色と相性のいい補色のバックを使用する必要があるということになります。