【イギリスの眠れる森の美女】ベス・グッディアはクラインレヴィン症候群!ベサニーローズ/ルイーザ・ボールも!※画像あり

こんにちは。NALです！

今回は『眠れる森の美女』を取り上げます。

眠れる森の美女といえば、ヨーロッパに古くから伝わる童謡として知られています。

この物語は100年もの間眠り続けたお姫様の話。

魔女の呪いで100年間も眠り続けたお姫様が王子様のキスで目を覚ますというのが本作のあらすじです。

しかし、今回取り上げる『眠れる森の美女』は童謡の話ではありません。

あなたは眠れる森の美女が現実世界に存在することをご存知でしょうか？

実は、イギリスに何日間も眠り続ける美少女がいるのです。

ただ、現実世界における彼女たちの生活は童謡ほどロマンチックなものではありませんでした。

彼女が何日間も眠り続けるのは「クライン・レヴィン症候群」という病気が原因だったのです。

現実世界における眠れる森の美女ですが、そんな彼女たちの様子が「土曜プレミアム」にて特集されます。

このことについて2016年7月2日放送の同番組は次のように説明しています。

番組組表では眠れる森の美女の名前は明かされていません。

しかし、番組内の映像から、その美女が「ベス・グッディア」さんだと思われます。

ただ、眠れる森の美女症候群に悩まされる美女はベスさん以外にも存在していたのです。

今回の特集を受けてネット上では以下のことが話題となっているようです。

（１）クライン・レヴィン症候群（眠れる森の美女症候群）とは？

（２）イギリスの眠れる森の美女：ベス・グッディアのケース

（３）イギリスの眠れる森の美女：ベサニー・ローズ・グーディアのケース

（４）イギリスの眠れる森の美女：ルイーザ・ボールのケース

果たしてこれらの話題は真実なのでしょうか？

今回は2016年7月2日放送の「土曜プレミアム」にて特集される『眠れる森の美女』について調べてみました！

クライン・レヴィン症候群（眠れる森の美女症候群）とは？

眠れる森の美女症候群とまで呼ばれる「クライン・レヴィン症候群」ですが、この病気は一体どのようなものなのでしょうか？

クライン・レヴィン症候群についてWikipediaは次のように説明しています。

Wikipediaが説明している通り、クライン・レヴィン症候群は世界でわずか1000件しか症例がない非常に珍しい病気です。

ほとんど症例が報告されていない病気であるため、2016年現在までに原因の特定はなされていないようです。

この病気を発症した患者には薬物療法が適用されるケースがほとんどですが、中には自然に治癒する場合も報告されています。

イギリスの眠れる森の美女：ベス・グッディアのケース

世界でわずか1000件しか症例がない「眠れる森の美女症候群」ですが、その奇病と闘っているひとりがベス・グッディアさんです。

麗しの美貌を持つベスさんがクライン・レヴィン症候群を発症したのは16歳の時。

2016年現在、ベスさんは26歳になっていると思われますが、彼女に症状が現れたのは2010年頃のこと。

つまり、ベスさんは眠り姫病と6年間も向き合っていることになります。

眠り姫病を発症して以来、彼女が1日のうちで起きている時間はわずか2時間程度。

眠り姫病の症状が出始める際、彼女は決まって赤ん坊のように振舞うと言います。

このことについてWebサイト「IROIRO」は次のように報じています。

ベスさんの症状に見られる”幼児退行癖”もクライン・レビン症候群の特徴のひとつです。

突然強い睡眠衝動に襲われる眠り姫病はその性質ゆえ、彼女の日常生活を著しく制限します。

ベスさんは眠りの発作を恐れるあまり、大学へ進学することもできず、また就職することもできないのです。

普通の生活を送るができない辛さについて彼女はメディアの取材に対して次のように話しています。

童謡における「眠れる森の美女」はロマンチックですが、現実世界における眠れる森の美女は非常に辛い思いを強いられているのです。

イギリスの眠れる森の美女：ベサニー・ローズ・グーディアのケース

前項でご紹介したベスさん以外にも眠り姫病と戦う美女がいます。

彼女の名前は「ベサニー・ローズ・グーディア」さん。

ベサニーさんもまた何日も眠り続ける眠り姫のひとりです。

ベサニーさんが眠り姫病は発症したのは2010年11月の時。

それまでの彼女は大学で心理学と社会学を専攻する活発な女性でした。

ところが、この病気に罹って以来、ほぼ丸1日を睡眠に費やすようになってしまったのです。

もともと明朗快活なベサニーさんだっただけに、周囲の人間は当初「彼女が怠けているのだろう」と思っていました。

当時の様子について2011年11月17日に配信された「ROCKET NEWS24」は次のように報じています。

この中で述べられている通り、彼女にもベスさん同様に”幼児退行癖”に似た症状が見られます。

クライン・レヴィン症候群と診断されたベサニーさんはその後6ヶ月もの間眠り続けました。
（2010年11月～2011年5月）

これにより、彼女は大学を中退せざるを得なくなってしまいます。

寝ている間に様々なものを失ってしまったベサニーさんですが、唯一残された希望があります。

それが恋人の存在です。

ベサニーさんにはアダムさんという彼氏がおり、彼が24時間体制で看病しているのです。

アダムさんの心境について同紙は次のように述べています。

イギリスの眠れる森の美女：ルイーザ・ボールのケース

最後にご紹介する眠れる森の美女は「ルイーザ・ボール」さん。

2016年現在、ルイーザさんは21歳になっていると思われます。

イギリスのウェストサセックスに住むルイーザさんがクライン・レヴィン症候群と診断されたのは15歳の時。

彼女の身体に異変が起きたのは2009年の頃。
当時、彼女は14歳でした。

彼女の母親によれば、ルイーザさんにインフルエンザのような症状が現れた後、突然眠り出すようになったと言います。

眠り姫病を発症する前の彼女はダンスが大好きな活発な女性でした。

しかし、この病気に罹ってからというもの、学校を何週間も休むようになります。

また、それと並行してダンスのレベルも次第に落ちていくことになったのです。

ひとたび症状が現れると、彼女は10日～14日を眠り続けます。

日常生活もままらない状況により、彼女は様々なものを失なってしまいました。

彼女の夢だった大学進学もそのひとつです。

当時の心境について彼女は次のように語っています。

「眠れる森の美女症候群」という名前こそロマンチックなクライン・レヴィン症候群ですが、その裏では人生を大きく変えられてしまった人間の悲痛な叫びがあったのです。