【訃報】キアロスタミ氏(桜桃の味監督)死去!死因は胃腸癌?高梨臨/加瀬亮とは不仲?

こんにちは。NALです！

今回はアッバス・キアロスタミ氏を取り上げます。

アッバス・キアロスタミ氏といえば、”イランの巨匠”と謳われる世界的名監督としてその名が知られています。

代表作のひとつである「桜桃の味」は後世に語り継がれるほどの名作として高い評価を得、現在でも多くの人間から支持されています。

そんなイランの名匠ことキアロスタミ監督が死去したことが報じられました。

このことについて2016年7月5日に配信された「AFP＝時事」は次のように報じています。

同紙が報じている通り、キアロスタミ氏はかねてより癌と闘っていたようです。

しかし、術後の経過はよくなく、予断を許さない状況が続いていたとのこと。

「AFP＝時事」の報道により、キアロスタミ氏が癌を患っていたことが判明しましたが、これが直接の死因なのでしょうか？

キアロスタミ氏死去の訃報を受けてネット上では以下のことが話題となっているようです。

（１）アッバス・キアロスタミ監督死去！死因は胃腸癌？

（２）キアロスタミと高梨臨/加瀬亮は不仲か

果たしてこれらの話題は真実なのでしょうか？

今回は2016年7月4日に死去したイランの巨匠、アッバス・キアロスタミ監督について調べてみました！

アッバス・キアロスタミ監督死去！死因は胃腸癌？

2016年7月5日に死去されたことが報じられたキアロスタミ監督ですが、その死因は一体何だったのでしょうか？

冒頭で引用したAFP＝時事によれば、キアロスタミ氏はかねてより癌と闘っていたようです。

もし、同氏の死因がこの癌だとするならば、一体どういった癌だったのでしょうか？

そこでキアロスタミ監督が患っていたとされる癌について調査したところ、具体的な病名が明らかになりました。

このことについて同日に配信された「TBS NEWS」は次のように報じています。

同紙が報じたところによると、キアロスタミ氏が患っていた癌は胃腸癌のようです。

各報道にある通り、彼が死去したのはパリでしたが、2016年3月まではテヘランの病院で治療を受けていたと言います。

キアロスタミと高梨臨/加瀬亮は不仲か

イランの巨匠と謳われるキアロスタミ氏ですが、同氏の作品には日本人の俳優・女優も起用されています。

高梨臨さんや加瀬亮さんもイランの名匠にその才能を見出されたうちのひとりです。

しかし、ネット上ではこの2人とキアロスタミ氏が不仲なのではないかとする声が聞かれます。

一体、これはどういう理由なのでしょうか？

ことの発端は2人が共演した映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」にありました。

キアロスタミ氏は独特な撮影スタイルを貫いています。

それは「前もって役者に台本を渡さない」というもの。

役者に台本を渡さないことで演者は物語の結末を予想することができません。

つまり、役者はその場の空気を敏感に感じ取り、そのシーンに合わせた”自然”な立ち振る舞いをすることが求められるのです。

キアロスタミ氏が役者に要求するのは「自然な立ち振る舞い」であり、「演技」ではないのです。

こうした独特の撮影スタイルは多くの役者たちを困惑させたと言います。

不仲説が囁かれる高梨さんや加瀬さんもその中のひとりでした。

まず、高梨さんのケースですが、本人曰く、撮影中は「監督にいじめられた」と語っています。

このことについて2015年9月16日に配信された「cinemacafe.net」は次のように報じています。

同紙が報じている通り、高梨さんは撮影中にキアロスタミ監督から「ヘタクソ！」と叱責されたと言います。

しかし、これは監督が彼女を嫌っていたというわけではありません。

その後に続く彼女のセリフを見れば、この言葉が愛のムチだったことがわかるはずです。

ただ、加瀬さんの場合は彼女とはいささか様子が違っていました。

本作に出演した加瀬さんも高梨さん同様に監督から叱責を受けたことを明かしていますが、その物言いが彼女とは少々異なっていたのです。

このことについて2015年9月23日に配信された「シネマトゥデイ」は次のように報じています。

加瀬さんの場合は男性ということもあってか高梨さんと比べるとだいぶ辛辣な物言いとなっています。

これが加瀬さんとキアロスタミ監督の不仲説を引き起こした原因ですが、実はこれも監督からの愛のムチだったのです。

後日談として当時の様子を加瀬さんは次のように語っています。

役者に演技させるのではなく、あくまでも自然な振る舞いをさせる。

キアロスタミ監督がイランの巨匠たる所以はまさにここにあるのかもしれません。