【介護の果てに】元フジテレビアナウンサー・小林節子が講演会講師に!ブログで判明した現在とは?

こんにちは。NALです！

今回はフリーアナウンサーの小林節子さんを取り上げます。

小林節子さんといえば、テレビ東京の情報番組『レディス4』の司会を務めたことで有名ですね！

この番組をきっかけに一躍有名となったか彼女が抜擢されたのは1984年4月のこと。
その後、諸般の事情で番組を降板することになる2004年まで実に20年もの間、夕方の顔として第一線で活躍し続けました。

彼女のブログによれば、現在は長野県諏訪郡にある原村（はらむら）で田舎暮らしをしています。

彼女がこの地に移り住むようになったのは『レディス4』を降板した翌年（2005年）のこと。
それは番組降板を決意させたある理由と強く関係していたのです。

果たして彼女に一大決心をさせた理由とは一体・・・

今回は夕方の顔として20年間『レディス4』の司会を務め上げたアナウンサー、小林節子さんについて調べてみました！

小林節子の『レディス4』降板の理由は両親の介護だった

彼女が夕方の情報番組『レディス4』の司会に抜擢されたのは1984年4月のこと。

以後、番組を降板する2004年までの20年間、夕方の顔として世間に広く認知されることになる彼女ですが、良くも悪くもこの番組は彼女の人生を大きく変えたのです。

この番組に出演することで一気に名を上げ、仕事の面では順調そのものでした。

しかし、それと同時に彼女はある問題を抱えていました。

それが親の介護でした。

問題は1996年に顕著になったと言います。
当時、彼女は『レディス4』で人気司会者として活躍。

この時、父親は90歳、母親は80歳を迎えていました。
また、母親に認知症の症状が出始めたのはこの頃です。

彼女はそんな2人を心配してか横浜の実家から東京のマンションに両親を呼び寄せることにしました。

しかし、長年過ごした実家とはあまりにも環境が違い過ぎる東京での暮らしは2人にとって大きな負担を与えてしまう結果に。
特に認知症を患った母親は東京の暮らしに適応できず、マンションにこもちがちになります。

当時、人気司会者だった彼女は両親が不便な思いをしないようにと昼間は2人をデイザービスへと預けることに。
売れっ子司会者として多忙を極めていた彼女ですが、それでも家事を疎かにすることはありませんでした。

朝は両親の朝食と掃除を済ませます。
仕事が終わるとすぐさま帰宅し、夕食の支度、片付け、洗濯など一通りの家事をこなしました。

こうして文字通り朝から晩まで休む暇なく働き続けたのです。

しかし、そんな生活が長く続くはずもありませんでした。

やがて彼女の疲労とストレスをピークに達します。
また、母親は認知症と東京での慣れない暮らしによるストレスで情緒不安定になり、彼女と度々口論するようになります。

仕事や家事、果ては両親の介護、そして母親との衝突が続く生活は8年にも及んだと言います。
心身ともに限界に達していた彼女ですが、ある転機が訪れます。

それが彼女の同期だった逸見政孝さんの死でした。

当時、逸見さんも多忙を極める生活を送っており、それを見かねた主治医は彼に仕事を控えるよう忠告していました。
しかし、それでも彼は働き続けたのです。

周囲の心配を他所に働き詰めの生活を続けた彼は過労に倒れ、そのまま帰らぬ人となってしまいます。

その現実を目の当たりにした彼女は彼の死をきっかけに自身の人生について考え直すこと。
こうして自身のあり方を問い直した彼女の出した結論が田舎での暮らしでした。

2004年、彼女はそれまで20年間務めた『レディス4』を降板すると翌年には両親とともに長野県諏訪郡にある原村へと移り住みます。

彼女はそれまに貯めたお金でペンションを購入し、そこで両親との暮らしがスタートしました。
自然に囲まれた原村での暮らしは正解でした。

東京での暮らしに情緒不安定だった母親はそれまでとは打って変わって笑顔を見せるようになったのです。

母親が笑顔を取り戻したことをきっかに家族には再び平和の暮らしが戻ってきたのです。

元フジテレビアナウンサー、小林節子が講演会講師に！

フリーアナウンサーの肩書きを持つ彼女ですが、現在では講演会の講師としても活動されています。

彼女は両親との共同生活や介護を通じて得た経験を元にしたテーマで講演を行っており、実体験を元にした彼女の講演は聞く人の胸を打つと好評を得ているようです。

彼女の講演テーマは多岐に渡り、主なテーマとして次のようなものがあります。

・「レギュラー番組18年からみた主婦向けテレビ裏話｣

・「今をイキイキ生きる、女性の生き方」

・「各国の取材旅行で得たお国柄と人々の暮らし」

・「多くの旅レポートから神と人と出会う旅」

・「人に影響するトークもカラーも波動。色はおしゃべり」

・「年配の方の美容方法を実務で紹介美しくなるお化粧法」

・「人間のアナログとデジタル。プラス思考が決め手」

・「2千人以上のテレビ対談から知ったほんもの人間像」

・「都心より地方に居を移して。人の営みと文化の違い」

また、講演活動の他にも情報交換の場も提供しています。
それが1999年に現在の自宅となりに設立した『輪の舎リングリンクホール』です。

これは”血縁関係に頼らない家族”、”新しい共同体”、”人と人との出会い”をテーマに設立されました。

彼女は”人との繋がり”を人生の根幹に据え、現在は講演会講師やコミュニティの主催者として精力的に活動されています。

まとめ

今回はフリーアナウンサーであり、講演会講師でもある小林節子さんについて調べてみました。

両親の介護が彼女に人との絆を気づかせました。
現在、両親は既に天寿を全うされ、天国から彼女の活躍を見守っています。

両親に見守られながら活動する彼女の存在が一人でも多くの人間に知ってもらえるよう応援しています！