【2億横領】過去のNHKアイテック不祥事に2ch激怒!給料(年収)が気になる!

こんにちは。NALです！

今回は『NHKアイテック』について取り上げます。

NHKアイテックとは、日本放送協会（NHK）の技術分野を担当する総合技術会社です。

同社はNHKの子会社という位置づけながら、放送および技術分野の総合技術会社として全国に拠点を置き、日々放送・通信・情報技術の企画やコンサルティングに取り組んでいます。

このことから放送分野の要である同社はNHKにとって不可欠な存在であると言えます。

子会社という位置づけのためか普段はフィーチャーされることが少ないNHKアイテックですが、2015年12月17日現在、同社への関心が高まる事態へと発展しています。

その理由は同社に勤務する職員2名が巨額な横領に関与していたと報道されたからです。
このことについて2015年12月17日に配信されたANNニュースでは次のように報じています。

横領の疑いがある額はなんと2億円。
金額も然ることながら、さらに驚くべき点は不正を行っていた期間です。

報道にもある通り、この2人は実に6年間という長期にわたって不正を働いてきました。
今回の不祥事は国税局の摘発があったために犯行が露呈しましたが、国税局による指摘がなければ、今後も横領は続いた可能性が高いと言えるでしょう。

6年間で300件近くも架空の受注があったにも関わらず、会社側はその事実に何も気づかなかったのでしょうか？

今回の不祥事は職員による個人的犯行のようですが、たとえ会社が関与していなくとも監督不行きであることは間違いないでしょう。
この一件を受けて同社の監視体制の不備が懸念されます。

今回は2億円という巨額の横領を許した『NHKアイテック』について調べてみました！

過去にもあった！NHKアイテックの不祥事に2ch激怒

2億円という驚愕な横領事件であることに加え、会社側がその実態を6年間も把握できずにいたことで世間から批判が殺到しているNHKアイテックですが、実は過去にもこれと似た横領事件を起こしていました。

それは発覚したのは2015年6月30日のこと。
このことについて同日に配信された『毎日新聞』は次のように報じています。

NHKアイテックによると、報道にある”不適切な会計処理”の内容とは以下の通りです。

・不適切な会計処理は2013年度～2014年度にわたり行われていた

・実際には行っていないにも関わらず、出張として経費を受け取っていた

・自分1人で飲食した代金を”接待費”として精算していた

今回の不祥事は約1年にわたり行われていましたが、2014年年度末のチェックに不正が露呈しました。

発覚を受けて不正に関与した男性部長は2015年4月で論旨退職になっていますが、この処分に関して世間からは疑問の声が噴出する事態となりました。

問題視された論旨退職という処分ですが、これは簡単に言えば”条件つきの自主退職扱い”という意味です。
論旨退職も懲戒処分の一種であり、その中で最も重い処分が懲戒解雇と呼ばれるものです。

この論旨退職は懲戒解雇よりも一段軽い処分なのです。

懲戒とは、その名が示す通り、特定の行為に対する”制裁”という意味で行われます。

これに対し、論旨退職とは条件つきの自主退職扱いとなります。
論旨退職とは、ある一定期間内に労働者が退職願等で自主的に退職することを認める処分を指します。

しかし、その一定期間を過ぎた場合、労働者は”懲戒解雇”という処分になります。

懲戒解雇という処分が下された場合、その性格上、労働者は再就職が難しくなってしまいます。
そのため、論旨退職は労働者側に配慮した制度なのです。

ただ、今回の一件で不正に関与した部長の処分は不適切だとする声が2chを中心に多くのネットユーザーから上がっています。

報道にもある通り、この人物はカラ出張やカラ接待を繰り返すことで約240万円を不正に計上しています。
これは立派な犯罪であり、業務上横領の罪に当たります。

この人物は犯罪に相当する行為に及んでいながら、懲戒解雇ではなく論旨退職という軽い処分がくだされているのです。

報道では「すでに全額を弁済している」とありますが、弁済すれば済むという話でもないでしょう。
この処分を巡って2chでは次のような書き込みが散見されます。

「これ業務上横領だろ」

「横領しても返せば無罪なのか」

これは今回の処分が”不適切”だったことを如実に物語っているのではないでしょうか。

NHKアイテックの給料（年収）はいくら？

6年間で2億円という巨額を横領した本事件ですが、気になるのはNHKアイテックの給料（年収）です。
いくら子会社といえど、天下のNHK関連会社が普段の食い扶持に困るほど生活に困窮しているとは思えません。

今や世間一般にまで浸透している『ブラック企業』という言葉ですが、これは主に次のような会社を指しています。

・給料が安い

・激務である
⇒毎日終電は当たり前

・パワハラ、セ○ハラなど人間環境が劣悪

これらの要素を持つ企業を”ブラック”と呼称しているわけですが、果たしてNHKアイテックはどうなのでしょうか？

早速、調べてみたところ同社の給料（年収）に関する正確な数字は特定できませんでした。
ただ、ネットの声を拾うと約300～500万という情報が大半を占めていることが分かりました。

この数字を給料に換算すると約25万～42万程度ということになります。

もちろん、この数字は勤続年数や役職によって変動するものであるため、これはあくまでも平均です。
ただ、役員クラスになると年収は1000万円クラスになるという情報もありました。

しかし、これらの情報はネット上の書き込みや口コミを参考にしているため、情報の信ぴょう性に関しては疑問が残ります。
これらは参考程度にとどめておくべきでしょう。

個々の年齢や生活、労働環境を度外視すれば、25万円という額は決して悪くはありません。
今回の不正に関与して職員2人はともに40代ということもあり、それなりの給料をもらっていたはずです。

2人が犯行に至った理由はモラルの低さが原因だったのでしょうか。

NHKの実態はブラック？ネット上の内部告発が話題

不祥事を起こしたNHKアイテックに関する書き込みはほとんど確認できませんでしたが、親会社であるNHKの情報は多く存在しています。

その中でもひときわ世間の目を引いたのはNHKの実態を暴露する書き込みです。

内部告発とも取れる暴露を行ったのは”自称”東大卒入社2年目（当時）の人間です。
この人物が数々の暴露で人目を引いたのは2010年頃のこと。

自身のTwitterで社内の実態を相次いで書き込んだことから大きな注目を集めました。
ただ、現在では問題のツイートは軒並み削除されており、内容を確認することはできません。

ところが、問題のツイートをコピーしたものが2chなどに貼られたため、断片的ながらその内容を把握するることができます。
以下が問題のツイートです。

この人物の発言を前提にするならば、NHKの労働環境は劣悪であることが窺えます。

ただ、2年目での年収が650万円ということですが、世間一般の感覚からいえば、この額は十分に高水準です。
月の給料に換算すれば、約54万円もの大金を手にしていることになります。

本人が言う「負け組」どころか「勝ち組」と言ってもいいでしょう。
しかし、これは劣悪な労働環境に加え、自身が東大卒という高学歴を踏まえた上での「負け組」という意味なのでしょう。

NHKの内情を暴露したツイートで話題を集めたこの人物ですが、当然のことながら、その発言が真実であるかは分かりません。
しかし、これらの発言により、この人物が大きな注目を集めたことだけは事実です。