【ZIP特集】セルフィー男子とは?「気持ち悪い」との反応!ナルシストでサイコパスの可能性

こんにちは。NALです！

今回は『セルフィー男子』を取り上げます。

このセルフィー男子という言葉ですが、初めて聞く方も多いことと思います。

一般的に○○男子として市民権を得ている言葉は”肉食系男子”や”草食系男子”といったところではないでしょうか？
しかし、世間的にはあまり認知されていないはずのセルフィー男子という言葉が目下、ネット中を駆け巡る事態へと発展しているのです。

その理由は2015年11月24日に放送された情報番組『ZIP!』の中でこのセルフィー男子なるものが特集されたからです。

今回の放送を受けて世間は賛否両論が巻き起こる大論争がへと発展。

急速に認知度を上げたセルフィー男子とは一体・・・

今回は世間に大論争を巻き起こしたセルフィー男子について調べてみました！

ZIP!で特集されたセルフィー男子とは？

今回、ZIP!にて特集されたセルフィー男子ですが、この”セルフィー”とは英語で「selfie」と表記し、その意味は「自撮り」を指します。

つまり、セルフィー男子とはスマートフォンなどを使って自撮りする男性を指す言葉ということです。

一般的に自撮りは女性固有の文化にも思えます。
しかし、スマートフォンやSNSが普及した現代において自撮りはもはや女性だけの特権ではなくなっているのです。

自撮りブームを象徴するものとして2013年の「オックスフォード・ワード・オブ・ザ・イヤー」に「Selfie」が選出されたことが挙げられます。
この「オックスフォード・ワード・オブ・ザ・イヤー」はその年を象徴する言葉を毎年選出しています。

つまり、2013年を最も象徴する言葉として「Selfie」＝「自撮り」が選ばれたというわけです。

また、この勢いを受けて2014年には「セルフィースティック」が世界的に大流行しました。
これが自撮りを容易に行えるようにと開発された自撮りサポートグッズです。

主に観光客の間で流行したものですが、一度くらいはその光景を目の当たりにしたことがあるのではないでしょうか？

このように自撮り文化は国境を越え、世界的に大流行を見せていることがわかります。

しかし、その文化は国境のみならず、性別さえも越えようとしているのです。

今回、ZIP!で特集されたセルフィー男子はまさにその最たる例と言えるでしょう。

番組では次のようなセルフィー男子が特集されました。

・美容室に行き、髪型が変わった時にセルフィーする

・髪型のセットが上手くいった時にセルフィーする

・セルフィーする時は調光を意識し、原則的に明るいところで撮る

・セルフィーした写真を「イケてね？」と友達に送る

・EXILEに憧れてセルフィーを始めた人間もいた

このことからセルフィー男子は自己愛が強いことがわかります。
世間から「セルフィー男子とナルシストとの区別がつかない」という声が上がっていますが、どちらも本質的には同じ意味です。

両者とも自己愛が強いという点で一致しています。

しかし、なぜ彼らはセルフィーをするのでしょうか？

番組に登場したセルフィー男子たちがその疑問に的確に回答しています。

・他人に撮られるとタイミングがずれる

・セルフィーなら自分が納得いくまで撮り直せる

この回答からも分かる通り、彼らには独自の美意識が存在するのです。

また、番組ではセルフィー男子が急増する理由について男性の美意識の変化を挙げています。
このことに関して番組では次のように述べています。

以前と比べ、美に対する男性の意識が高まったことからセルフィー男子が誕生したというわけです。

世間の反応は？「気持ち悪い」との声も

今回の放送を受けて世間では賛否両論が巻き起こりました。

セルフィー男子に賛成派の意見としては「かっこよければ大丈夫」という声が紹介されていましたが、ネットでの評価は概ね高評価とはかけ離れた書き込みが多く散見されます。

セルフィー男子とかキモイな日本は変わってしまったな

— bsn (@singeki_bsn)

セルフィー男子とかちょっと気持ち悪くてチャンネル変えてしまった

— ピーチ丸スズキ (@nodadadada)

セルフィー男子… いや、女子だけでいいと思うんだよねー 見てて気持ち悪くなってくるからさー

— TAKASHI (@MyselfYourself_)

ZIPのセルフィー男子キモすぎて 朝から家で絶叫した。 あれは本気でない。鏡見て…

— まうばんずはテストゥ (@mau_mau53)

これらの意見に代表されるようにネット上ではセルフィー男子に対して厳しい評価を下しています。

昨今の自撮りブームに乗り、セルフィーが性別の垣根を越えつつあるといっても、やはり男性の自撮りに関してはまだまだ世間には受け入れられていないというのが現状のようです。

セルフィー男子はサイコパスの傾向あり

目下、世間を賑わすセルフィー男子ですが、ここにきてある事実が判明しました。

それは自撮りする男性にはサイコパスの傾向が見られるというものです。

このサイコパスとは、反社会的な人格を指す言葉で他者への配慮が決定的に欠けるという特徴があります。

この事実関係を明らかにしたのはオハイオ州立大学のジェシー・フォックス准教授です。
ジェシー氏は同大学にてSNSへの写真投稿について男性800人（18歳～40歳）を対象に調査を実施しました。

その結果、SNSなどに自撮り写真を数多く掲載している男性は性格的にナルシストの傾向にあると判明したのです。
また、その中にはサイコパスの特徴に一致する人間がいたことも報告されています。

一般的に反社会的な性格（サイコパス）を持つ人間は総じて自己客観化を図る傾向にあるとされています。
つまり、セルフィー男子は自分を撮影することで自分自身を客観視しているのです。

セルフィー男子にサイコパスの傾向が見られるのはこのためです。

また、ジェシー氏はサイコパスの特徴が見られるセルフィー男子について自撮り写真の加工の有無を挙げています。

サイコパスは衝動的な一面があるため、自撮りした写真に何ら手を加えることなく投稿してしまうという特徴があります。
つまり、サイコパスの人間は写真や画像を手間ひまかけて加工することはしないのです。

そのため、セルフィー男子がサイコパスである否かを見極める手段として写真が加工されているかどうかが重要なポイントになってくるのです。

しかし、これはあくまで”傾向”であり、全ての人間に当てはまるものでないことご了承ください。