【ネタ情報はどこから?】厚切りジェイソンが日本語を勉強する理由と名言に感動!

こんにちは。NALです！

今回はお笑い芸人の厚切りジェイソンさんを取り上げます。

厚切りジェイソンさんといえば、｢Why Japanese people?｣と絶叫しながら日本の不思議や矛盾を面白おかしく、そして鋭く抉るネタで有名ですね！

今やその存在を知らない人間はいないほどに全国に名を売った彼に世間が注目したのは2015年2月10日に放送された『R-1ぐらんぷり』。

同番組にて決勝まで駒を進めたことで一躍脚光を浴びた彼ですが、外国人の決勝進出は番組始まって以来の快挙でした。
さらに驚くべきは当時の彼は芸歴4ヶ月という駆け出しのお笑い芸人だったことです。

当然のことながら、芸歴4ヶ月で決勝まで勝ち残ったことも彼が初めてのケースです。

彼は外国人であることに加え、芸歴わずか4ヶ月での決勝進出という前人未到となる快挙を打ち立てたのです。

当時から”2015年ブレイク必至”と謳われていた彼ですが、その前評判の通りに彼は瞬く間に人気芸人の仲間入りを果たしました。

現在、新しいネタを披露しながらもトーク番組にも出演するようになりました。
流暢な日本語と軽快なトークを披露し、活動の場を広げています。

もはや彼の日本語はネイティブと言っても差し支えないほどのレベルに達していますが、それでも日本語の勉強に余念がないと言います。
なぜ、彼はそこまでして日本語を勉強するのでしょうか？

そこには彼の次なる野望が隠されていたのです。
果たしてその野望とは一体・・・

今回は日本人よりも日本に詳しいお笑い芸人、厚切りジェイソンさんについて調べてみました！

ネタの情報はどこから？

日本の文化に対する疑問や矛盾を面白おかしく、そして鋭く抉るネタで毎度爆笑をさらう彼ですが、その一例として次のようなものがあります。

｢漢字はムズカシイ！｣

・｢一｣｢二｣｢三｣と横棒続きなのに次がいきなり｢四｣となり、法則が変わる

・”点”を付けるだけで元の漢字とは全く別の意味になってしまう
⇒例：大→太、犬

｢日本の誇り｣

・鯉のぼりは下から順に｢子供｣｢母｣｢父｣と並んでいるのになぜ一番上は｢祖父｣ではなく｢見たこともない物体｣なのか

・日本人は神社を参拝する際には”慶祝”に、そして”厳かに” 行うのに神様が乗った神輿を乱暴に担ぐのはなぜなのか

これらのネタはほんの一部に過ぎませんが、これだけでも指摘されれば妙に納得してしまうものばかり。
彼がこうした絶妙とも言えるポイントを突けるのも、自身が外国人であることが大きく関係しているのでしょう。

日本に生まれ、日本で育ち、日本の文化にどっぷりと浸かった生粋の日本人ならば、そもそも疑問にすら思わないでしょうねw

“日本人あるあるネタ”で老若男女問わず、幅広い層から支持される彼ですが、こうしたネタはどこから生まれてくるのでしょうか？

実は彼は日本語の勉強のために毎日欠かさず日本文化について勉強しているのです。

日本語の勉強として彼が主に取り組んでいることは｢漢字の書き取り｣と｢日本史の勉強｣です。

つまり、彼のネタはそうした過程で感じた素朴な疑問から生まれていたのです。

このことに関して2015年2月2日に配信されたYahoo!ニュースの中で次のように語っています。

このように日本語を勉強する中で生まれた純粋な疑問こそがネタの源泉だったというわけです。
また、彼には良きアドバイザーがいることも分かりました。

そのアドバイザーとは、お笑いコンビ『TIM』のゴルゴ松本さんです。

ゴルゴ松本さんといえば、自らの身体を使って｢命｣や｢炎｣といった漢字を表現する”漢字ネタ”が有名です。

いわば、ゴルゴさんは彼の先駆けと言えるでしょう。
そう考えれば、彼がネタのアドバイスを受ける上でゴルゴさん以上の適任はいないでしょうね。

このことに関して2015年2月7日に配信された『お笑いナタリー』では次のように語っています。

このやりとりから2人は同じ漢字ネタを共有する者として良き師弟関係を築けているようですね！

厚切りジェイソンが日本語を勉強する理由は東京オリンピックにあり

前項でもご紹介した通り、彼は日本語に対して並々ならぬ情熱を注いでいます。

しかし、それほどまでに彼を突き動かす原動力は一体何なのでしょうか？

実は彼には胸に秘めた壮大な野望があったのです。

その壮大の野望とは、2020年に開催される東京オリンピックのコメンテーターになることです。

このことについて2015年3月6日に配信されたYahoo!ニュースの中で次のように語っています。

お笑い芸人として活躍する彼ですが、それと同時にベンチャーIT企業『テラスカイ』の役員でもあることは世間の多くが知るところ。

国や国籍、性別までありとあらゆる境界を飛び越え、文字通り世界をひとつに繋ぐネットの世界に身を置く彼だけにその目は日本だけに留まらず、世界を捉えているのです。

このことについて2015年3月6日配信の『トレンドニュース』の中で次のように語っています。

さすがグローバルな視点を持つ人間の意見だけあって先見性が光る意見ですね。

以上のことから、彼が日本語を勉強する最大の目的は｢日本と世界を繋ぐこと｣だったというわけです。
彼の心意気は日本人として嬉しい限りですが、彼だけに頼っていていいのでしょうか？

日本に生まれ、日本で育った我々も日本が世界に遅れをとらないよう行動を起こしていきたいですね！

厚切りジェイソンの名言集

お笑い芸人に加え、会社役員という2足のわらじを履く彼は多忙な毎日を送っています。

ネタを作る時は通勤時間を利用していたり、会社との両立で睡眠時間が2～3時間しかとれないこともしばしばあるとのこと。

そんな状況下でも自身の夢を叶えるべく芸人になることを決意した彼。
そこには様々な悩みや葛藤があったに違いありません。

しかし、そんな経験をした彼だからこそ人の胸を打つ言葉を残せるのだと思います。

最後に心に響く彼の名言で締めくくりたいと思います。

他の人の見えている部分は、その人が発信したいフィルターをいっぱいかけたイメージだけ。フィルター無しで見えるのは自分だけ。合っていないレンズで写真を撮ると、ものが醜く写すけど公平な比較ではない

RT : 自分以外の人はキラキラして見え、それと自分を比べては落ち込む

— 厚切りジェイソン＠書籍発売 (@atsugirijason)

自分以外（周りの環境、他人、事情）のせいにするのは悪い。
なぜなら、変えられないから。自分以外のせいにすると、永遠そのまま。

RT : 周りの環境のせいにしてしまうのは悪いことですか？

— 厚切りジェイソン＠書籍発売 (@atsugirijason)

本当に頑張ったかどうかは自分しか知らない。本当に頑張った時、最善を尽くした時、自分で自分を褒めないと。他人の褒め言葉は意味のないお世辞に過ぎない

RT : 頑張っても褒めてもらえないのはなんででしょう。
他人から見たら頑張ってるように見えないってことですかね？

— 厚切りジェイソン＠書籍発売 (@atsugirijason)

後悔しないというのは簡単に言うと過去に何があっても素直に認め、【今】を考えること

反省は別。上手くいかない時は当然。完璧な人間がいない。少し上手くいかないぐらいで落ち込むのはバカバカしい

理解。分析。進化。

RT : 後悔せずに生きる方法ってある？

— 厚切りジェイソン＠書籍発売 (@atsugirijason)

心に響く名言ですね！