【夫人も死去】東西ドイツ統一宰相,コール元首相の死因は病気?結婚して家族(子供)あり

こんにちは。NALです！

今回はヘルムート・コール氏を取り上げます。

ヘルムート・コール氏といえば、東西ドイツを統一に導いたドイツの元首相として世界的に名前が知られています。

その偉業を称え今日では「統一宰相」と称されるコール元首相ですが、ここに来て突然の訃報が舞い込んできました。

彼の死去について2017年6月17日に配信された「朝日新聞DIGITAL」は次のように報じています。

東西ドイツ統一の立役者だったヘルムート・コール元独首相が１６日、
死去した。

８７歳だった。

ドイツ主要メディアが報じ、
与党キリスト教民主同盟（ＣＤＵ）が公式ツイッターで哀悼の意を伝えた。

１９８９年のベルリンの壁崩壊後、
１年足らずで悲願の東西統一を成し遂げ「統一宰相」と呼ばれた。

国民の人気も高く、
在位は戦後最長の１６年間に及んだが、
退任直後に発覚した巨額のヤミ献金疑惑では真相の多くを語らず、
政界の表舞台から姿を隠した。

３０年、
独南西ルートウィヒスハーフェン生まれ。

地方官吏の家に育ち、
フランクフルト大学などで政治、
歴史学などを学んだ。

１７歳でＣＤＵに入党。

州首相やＣＤＵ党首を経て、
８２年に旧西独首相に就任した。

ベルリンの壁崩壊にあたっては、
旧ソ連のゴルバチョフ書記長（当時）らと連携し、
旧東独に駐留するソ連軍の介入を回避。

９０年１０月には、
米英仏や旧ソ連の首脳らを説き伏せ、
東西統一を実現。

ドイツ連邦共和国の初代首相に就いた。

１６年間という長期政権を維持し、
在任期間はアデナウワー元西独首相を抜き戦後最長に及んだ。

外交ではフランスのミッテラン大統領（当時）らと連携し、
欧州統合や北大西洋条約機構（ＮＡＴＯ）の強化拡大に貢献。

欧州の単一通貨ユーロの導入に道筋をつけた。

一方、
旧東独の再建が進まず独経済は低迷。

巨額の財政赤字と４００万人を超す失業者に悩まされた。

９８年の総選挙で敗北し退陣。

直後の９９年、
旧東独国営の製油会社が９２年に仏石油大手に売却された際、
巨額の不正献金を受け取った疑惑が発覚。

自身が約２００万マルク（当時で約１億円）を受け取ったことなどは認めたが、
献金者名については固く口を閉ざした。

晩年は公の場に姿を見せることも少なくなっていた。

同紙が報じている通り、コール元首相は2017年6月16日に死去されました。

ただ、同紙の中では詳しい死因については一切言及されていません。

一体、彼の死因は何だったのでしょうか？

今回の訃報を受けてネット上では以下のことが話題となっているようです。

（１）東西ドイツ統一宰相,ヘルムート・コール元首相が死去！死因は病気？過去には手術も

（２）ヘルムート・コールは結婚して家族（夫人,子供）あり

果たしてこれらの話題は真実なのでしょうか？

今回は2017年6月16日に死去された統一宰相、ヘルムート・コール元首相について調べてみました！

東西ドイツ統一宰相,ヘルムート・コール元首相が死去！死因は病気？過去には手術も

冒頭で引用した朝日新聞DIGITALにより、死去されたことが明らかになったヘルムート・コール元首相ですが、一体、彼の死因は何だったのでしょうか？

同紙の中では「死去された」という事実が報じられているだけであり、詳しい死因については言及されていませんでした。

そこで、彼の死因について本人のWikipediaや他紙を調査してみたものの、現在までに詳しい情報は一切取り上げられていなかったのです。
（2017年6月16日8:01現在）

そのため、コール元首相の死因は不明です。

ただ、ネット上では彼の病気を疑う声が数多く上がっていました。

というのも、彼が2015年に手術を受けていた事実が発覚したのです。

このことについて2015年6月3日に配信された「AFP」は次のように報じています。

東西ドイツ統一を実現させたドイツのヘルムート・コール（Helmut Kohl）元首相（85）が手術後に意識不明になったと報道されたことを受け、
コール氏の事務所は2日、
同氏は最近2度の手術を受け

「この状況にしては容体は良好だ」

と発表した。

声明によると、
コール氏は先月（5月）上旬に人工股関節置換手術を受けて成功したが、
別の手術が必要になって入院が長引いたという。

2度目の手術の詳細については触れていないが、

「この状況にしてはコール氏の容体は良好だ」

とした。

地元メディアはコール氏に近い関係者の話として、
同氏が手術後に集中治療室に入ったと伝えていた。
 
独ニュースサイト「シュピーゲル・オンライン（Spiegel Online）」と芸能誌ブンテ（Bunte）は、
コール氏がハイデルベルク（Heidelberg）の大学病院で腸の手術を受けたと報道。

特にシュピーゲルは、
コール氏は集中治療室に3週間入っており、
「危篤状態」だとしていた。

同紙が報じている通り、コール元首相は2016年5月の時点で2回も手術を受けていたのです。

しかし、当時から手術の内容やコール氏の容態を巡っては情報が錯綜しており、どの情報が事実か分からない混乱状態にありました。

そのため、確かな事実は彼が手術を受けたことしかないのです。

コール元首相の死因については新しい情報が入り次第、随時追記させて頂きます。

ヘルムート・コールは結婚して家族（夫人,子供）あり

突然の訃報で大きな注目を集めているコール元首相ですが、これに伴いネット上では彼の結婚や家族にも関心が集まっています。

そこで、彼の私生活について調査したところ、奥さんと2人の子供（息子）がいることが判明したのです。

このことについて本人のWikipediaには次のように記述されていました。

翌年鉄工所の経営や産業団体の顧問を務め、
1948年からの知り合いだったハンネローレ・レンナーと結婚する。

2人は2男をもうけた。

この中で記されている通り、コール元首相の夫人はハンネローレ・レンナーさんという女性でした。

両者の間には2人の子供（息子）が生まれており、長男の名前はヴァルター、そして次男はペーターであることが分かっています。

東西ドイツの統一を成し遂げ、ドイツ国民から圧倒的に支持されたコール元首相ですが、2人の息子との関係は決して良好なものではありませんでした。

その証拠に、長男のヴァルターさんは父親を告発する小説を書き上げていたのです。

このことについてWEBサイト「朝日新聞グローブ」は次のように報じています。

今年に入って、
長男ヴァルターが書いた本がベストセラーになった。

4位の『Leben oder gelebt werden』で、
題名を無理に訳すと

「自分の人生を生きるか、
それとも他人の人生を生きるか」。
 
ヴァルターは、
どこでも「コールの息子」として扱われて「自分の人生を生きる」ことができなかったと嘆く。
 
学校では先生から、
軍隊でも上官から特別扱い。

父は多忙で、
一家団欒（だんらん）もメディア向けだけであった。

昔風のコールは人前で愚痴をこぼす息子を怒ったという。
 
コールの怒りのタネは続く。

次男ペーターも母親ハンネローレの映画を制作中。

昔コール家に出入りし、
目にかけたはずのジャーナリストも、
無断で妻ハンネローレの伝記を書いた。
 

息子との関係は上記の通りですが、コール氏の不運はこれだけではありませんでした。

というのも、2001年7月5日に最愛の妻が自〇してしまうのです。

夫人の死去について同サイトは次のように報じています。

ハンネローレ伝を読むと、
ドイツにも「内助の功」があったことがわかる。

彼女のお陰で夫は政治に専念できた。

コールが16年間も首相を務める間、
ハンネローレはいつも「彼の傍ら」にいた。
 
地味で、
控えめで、
注目されなかった。

誰もが、
いつまでもコールの傍らにいると信じていた。

ところが、
彼女は2001年に自〇してしまう。

「太陽アレルギー」を患って外出できなくなったからと説明された。

同紙が報じている通り、夫人が自〇したのは稀有なアレルギーが原因だったようです。