【素人?舐めんな!】ロッチ中岡の父、中岡守が歯の矯正の歴史を変えたゴムメタルとは?どんな特徴があるの？

こんにちは。NALです！

今回は技術者の中岡守さんを取り上げます。

中岡守さんとえば、お笑いコンビ『ロッチ』の中岡創一さんの父親です。

息子の創一さんは”町工場芸人”と呼ばれるほど大の工場好きとして有名ですね。

ロッチの中岡創一さんの過去や私生活についてはこちらをご覧下さい。
⇒ロッチ中岡、工場勤めの過去や年収を特定！

守さんは芸能界とは無縁の世界に生きる方ですが侮ることなかれ！

実は守さんは自身が代表を務める金属加工工場『マルナカ技研』の社長だったのです！

実業家として会社を指揮しながら現在でも現場の最前線に立ち続ける生粋の技術職人でもあります。

職人という肩書きから偏屈な人間を想像していましがちですが、テレビで見せる守さんの人柄はとても温厚で気さくな印象を受けます。

そんな人の良さそうな守さんですが、実は世界の歴史を覆すある発明をして全世界を震撼させた人物ということはご存知でしょうか？

世界を驚嘆させたある発明とは・・・

今回は平成の発明王・中岡守さんの功績について調べてみました！

ロッチ中岡の父、中岡守は『マルナカ技研』を経営する会社社長だった！歯の矯正の歴史を変えた発明とは

現在、守さんは金属加工工場『マルナカ技研』を経営されています。

工場では主にネジの材料やボルトなどを製造しています。

金属加工の技術と経験を基に守さんが発明したもの。

それは、『ゴムメタル』を歯の矯正ワイヤーに応用する新技術でした。

現在では歯の矯正治療に一般的に用いられるようになったゴムメタルですが、これを最初に歯科医療の分野に持ち込んだ人物が守さんだったというわけですね！

この新技術の発明により、歯の矯正に必要な期間はなんと半分にまで短縮することが可能になったというのです。

これまでの歯の矯正にはステンレススチールのワイヤーが使われていました。

しかし、この素材は頑丈でなかなか曲がらないため、最初は細いワイヤーから治療を始めるしか方法がありませんでした。

そのため、歯の矯正具合を確認しながら、じょじょに太いワイヤーに交換しなければならず、治療が完了するまで1年〜2年半もかかるのが一般的でした。

しかし、このゴムメタルのワイヤーを使えばなんと治療期間がこれまでのワイヤーと比べて半分に短縮できることが証明されたのです！

さらにゴムメタルは人体に有害なニッケルを含まないため、ニッケルアレルギーを持つ患者さんでも安心して治療を受けることができます。

新素材のゴムメタルと守さんが開発した新技術あってこその歴史的革命と言えるのでしょうね！

中岡守が歯の矯正治療に使った『ゴムメタル』ってどんな特徴があるの？

歯の矯正の歴史に大革命をもたらした守さんの新技術ですが、そもそも『ゴムメタル』とは一体どんな物質なのでしょうか？

ここでは簡単にゴムメタルの特徴について調べてみました。

ゴムメタルというのは大手自動車メーカーのトヨタグループである『豊田中央研究所』が開発した新しいチタン合金のこと。

余談ですが、守さんが開発したのはゴムメタルを歯の矯正治療に応用した技術そのものであり、ゴムメタルは彼の開発ではありません。

金属であるのも関わらず、ゴムのように柔らかい性質を持っているためゴムメタルと名付けられました。

ゴムメタルの特徴はなんといっても金属の”硬さ”とゴムの”柔らかさ”の両方を兼ね備えていることです。

また、普通のチタン合金よりも錆びにくく人体に有害な物質を含んでいないことも特筆すべき点です。

おおよそ全ての金属類というものは低温になればなるほど硬くなる性質を持っています。

しかし、ゴムメタルは低温になると逆にしなやかさが増すのです。

さらに熱や加工にも強いため、溶接で柔らかくなることもプレス加工で硬くなることもありません。

そのため、無限に加工し続けることができるのです！

柔らかくて硬い性質を持つゴムメタルはまさに歯の矯正にはうってつけの存在だったと言えますね。

現在では歯の矯正以外にもテニスラケットのガットや眼鏡のフレーム、ゴルフクラブ、医療器具（カテーテルなど）にも幅広く使われています。

まとめ

今回はロッチ・中岡創一さんの父、守さんの功績やゴムメタルについて調べてみました。

テレビでは人の良さそうなおっとりしたイメージですが、実は世界に名を轟かす偉人だったんですね！

最近ではバラエティ番組への出演も増えているので近い将来、芸能界の偉人になる日が近い来るかもしれませんよ！？

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